映画とかドラマのエキストラのお仕事、非日常で楽しい反面、地味につらい部分もある。
次に参加するときに備えて、自分への備忘録をここに書いておきます。
暇。とにかく暇。
現場に着いてから、実際に出番が来るまでの「空き時間」がめちゃくちゃ長い。
というか、9割は待ち時間。
撮影自体は一瞬。
このブログも、5時間の待ち時間の中で書いたものだったりする。
そう、暇すぎて人生が一周まわってブログ量産機になっていた。
スマホの充電器(モバイルバッテリー)
→命綱。ないとマジで終わる。
暇つぶし道具
→本、Kindle、ゲーム、紙とペン、なんでもいい。
歯ブラシ&緑茶
→空き時間が長い分、口の中が気になる。緑茶は殺菌作用があるので、口臭ケアに◎。
あぶらとり紙
→絶対必要。顔やばいことになる。
制汗剤&虫除け
→夏の屋外は地獄。ニオイも虫も対策しないとツラい。
日傘(屋外の場合)
→炎天下の直射日光、ガチで体力持ってかれる。
キャラクター付きの髪ゴムはやめとく
→だめ。
当日バタバタすると忘れ物する。
家を出る前に「虫除け」「充電器」「あぶらとり紙」など、細かいものこそ忘れがち。
今日はあぶらとり紙忘れた。
夜のうちに準備して、朝は余裕を持って出発が吉。
なるべく家から近い場所だけ応募すること(特に夏)
室内現場が圧倒的に楽
今日は家から徒歩20秒の現場。超楽。
屋外の場合、天候&気温チェック必須
「めっちゃ眠い」ってことも多い。
エキストラって、待機→本番→また待機→またちょっとだけ本番…って感じでリズムがぐちゃぐちゃになる。睡眠大事。
くっそ暇すぎて泣ける
今まさに現場で、くっそ暇です。
「とりあえず呼ばれるまで待機しててくださいね〜」って言われて、何時間経ったんでしょうか。5時間です。
たぶん地球3周分くらい時間がゆっくり流れてます。
スマホのバッテリーが心配で、動画も音楽も流せない。
なのに呼ばれるときは突然で、油断してると「次のシーン、行きます!」ってなる。もはやこれは精神修行。忍耐力とスマホ充電の持ちが試される現場。—
現在、残り19%今、現場のすみっこでこれを書いてます。
スマホの充電、残り19%。
あと3時間くらい呼ばれなかったら、私はきっと充電より先に精神が切れる。
動画も見られず、音楽もオフ。明るさは最小。
まさかここまで「ブログと仲良くなる日」が来るとは思ってなかった。
この記事含めて24記事書いた。衝撃。
エキストラ現場は非日常と言えば聞こえはいいけど、こういう日もある。
この記事が、誰かの“暇すぎ回避キット”になりますように。(そして私も早く帰れますように。)